プラセンタとは
プラセンタ(胎盤)は、胎児の発育のためには必要不可欠な組織です。お母さんのお腹の中で、わずか10ケ月の間に1個の受精卵を一人の人間にまで育て上げる驚異的な働きを持った組織です。
だから、胎児への栄養補給のためには各種栄養素がこの組織に集中し、また多数の生理活性物質が産生され貯えられていることが知られています。
プラセンタに関する研究は数多くされていますが、いまだ解明されていないことも多くあります。たとえば人間以外の動物では肉食動物ばかりでなく草食動物までもが、出産直後の自分の胎盤を食べてしまいます。これは、一説には出産のにおいを消し、外敵から身を守るためともいわれますが、より有力な説として、栄養豊富な胎盤を食べることによって、産後の体力回復に役立てるためとの説があります。胎盤には母乳の分泌を促進する作用もあり、子供を育てるためにも有効といえます。
動物の生きる知恵のなせるわざともいえますが詳細は解っていません。現代科学をもってしても未だに未知なる部分の多い、偉大でかつ神秘性を秘めた組織なのです。
プラセンタは、古くから医療や美容効果があるとして、世界中の専門家から注目を集めてきました。そして、今でもプラセンタ研究は盛んに行われており、その驚くべきパワーや臨床例が次々と発表されています。